なぜオロナミンCを飲んだ!私!

時間経過を記録的に書いていきます。

ちょっと生々しいところもあるかと思いますが、ご了承ください。

 

入院当日

 

病院についてから、部屋を決め助産師さんから淡々と説明を受ける。

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なんかわからないけど、すっごい忙しそう!

「とりあえずきっと最後の有意義な夜の時間だから、映画でも見ておこう!」

と、見たかった映画を2本ダウンロード。

17時くらいにバルーンを入れる。

感じとしてはタンポンを入れたぐらいの違和感。

でも痛みはそこまでなく、なんか不快!くらい。

 

20時

ご飯が美味しい病院で夕食をペロリと完食。

横になって映画を見る。(映画は6才のボクが、大人になるまで)

うう。。なんか痛い。

生理痛のような、お腹をくだしたときのような。

 

22時

でも全然我慢出来る、全然オッケー!

一応助産師さんにお腹が痛いという事を伝えると

「バルーン入れたからちょっと刺激で痛いのかもね!」と言われ

「これって陣痛ですか?」と聞いたところ

「子宮口まだまだだから、陣痛ってことは絶対ないと思いますーww」

 

そう、半笑いだったな。

 

23時

映画も終わりちょっとこれは尋常じゃない痛さかも

ってことに気がつく。

その頃には歩くことも難しい。壁をつたって歩く感じ。

ナプキンがなんか湿っぽい!おもらし系?

その後何回かナースコール

「多分バルーンのせいですよ〜!」と言われる。

 

夜中の1時

トイレに行ったらまさかの出血!

すぐにナースコールで出血してるかも!と伝えると、

多分バルーンのせいですよ〜!と。寝たら大丈夫ですから^^と。

 

泣く。

 

ちっきっしょー!バルーンめ!!

そんなにも辛いのか、バルーン!

 

その後心拍を確認しにきた違う助産師さんに

伝えると

「そのナプキンゴミ箱にあります?」

「はい、そこに捨ててあります。」

「一応確認してみますね!」

 

10分後

「○○さん!大変!破水してる!!!」

 

ほれ!!やっぱり!!

陣痛来てるじゃないか!!

その時は腰を90度にしないと歩けないくらいの痛さ。

そこから痛みは更に増していく。

 

明け方5時

この辺りから痛みと眠さで意識が朦朧とする。

出血止まらず。

夫にメール、子宮口3cmほど。

この子宮口が何センチ開いてるかの確認が痛い。

毎回地味に痛い・・!

 

6時

陣痛室に移動してください、と言われ

荷物を持って部屋を移動。

「あの、すいません!私無痛分娩なんですが・・!」

と腹の中の人に念を送るも届かず。

一人孤独に耐えながら、悶える。

赤富士も書いておく。

 

7時

夫到着。慌ててる!

それもそのはず!この展開予想外すぎる!

夫の顔を見たとたん、一気に涙が溢れる。

助産師さんとバトンタッチして水を飲ませてくれたり、腰をさすってもらう。

子宮口5cm。

この時の感じを言葉にするなら、数十秒間隔で厚い壁に挟まれる、という勢いの痛み。

 

なぜ来ない、先生よ

 

なぜまだ苦しんでるのか、

麻酔が院長先生しか出来ない為、待機。

院長は朝の9時に出勤予定。

この時間がかなり長かった〜。苦行すぎる。

 

そして9時

待ちに待った9時!

ああ、9時!

早く麻酔して〜!!と叫ぶもまだ先生はやって来ず。

「待ち人、遅れる」感半端ない。

子宮口8cm。悶絶、白目。

そして痛さなのか、寒さなのか、震えが止まらない!

先生は来ないし、無痛準備のための点滴を手首の血管から入らない!

痛すぎて泣く。

院長が到着したのは9時半。

「わー!予想外でしたね〜!!!」と満面の笑顔でテキパキと背中にチューブを入れ

麻酔注入。

冷たいものがつーーっと背中に入っていくのが分かる。

 

麻酔のチューブ入れ、陣痛のせいで全く痛くなく気がつかなかった。

ソッコー痛みが消えていく。

 

神!

 

効くのも早かったけど切れるのも早かった。(これは完全に個人差があるようです。)

 

11時

再び痛みが押し寄せてくる。二回目の麻酔お願いするが

院長先生、外来。

うそでしょ、頼むよ〜とひたすら祈る。

やっと来てくれて二回目の麻酔。

12時

まずい、二回目の麻酔ももうじき切れそう。。

と思ったとき、子宮口が全開です!!と急展開!

車いすで分娩室に移動。

 

心拍低下

 

分娩台にのぼったときには不思議と全く痛くなく

麻酔で陣痛のタイミングも分からず。

そんな中、ピコンピコンとモニターが赤く光り、

助産師さんたちが慌てはじめる。

赤ちゃんの心拍が低下している、とのこと。

 

心臓がドキドキし、血の気がひくが

私自身の酸素が影響しているとのことなので、

酸素マスクをし、鼻からゆっくり呼吸して酸素を送る。

もう祈るような感じ。

 

ついに会えた!

 

行こう!

先生の合図があり、

助産師さんに息むタイミングを教えてもらう

 

次いくよ!!固いうんちをする感覚で!!

 

あ、得意分野!

 

息んで3回目につるんとしたものが出たのが分かる。

12時15分、ギャーーーー!と2980gの女の子が勢いよく出てきてくれる。

 

わー!

ずっと会いたかったよ!!涙

 

その後、3分後くらいに胎盤がつるんと出て

助産師さんにお腹を力の限り押されるという処置、地味に痛い。

 

感想

 

初めて赤ちゃんを見たときの印象は

「きれい!」でした。もっと血でぎっとぎとになって出てくると思ってたからです。

麻酔が効いてる間、ほとんど痛みを感じませんでした。

感じるけど、我慢出来る痛さ。歯の治療程度でした。

胸いっぱいになってしまってあまり感じなかったのかも。(痛いのは麻酔が切れた後)

あと、個人的に胎盤が見れてよかったです。すごかった。。

人生最大の達成感を味わった感じでした。

 

分娩室のBGMが思い出のマーニーだったので、

今でもその曲を聞くと、あのときの音、におい、感情がよみがえります!

 

③へ続きます。